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トライアングル・ラブ

第10章 恋のキューピッド



「あーもう。分かったよー!」


あおいであげますよ!
ってか、皆自分であおぎなさいよ!


私は再び下敷きを左手に持ち、山ちゃんの方を振り返ろうとした。

すると、下敷きを持っている左手に力が加わった。

裕也が私の持っている下敷きを掴んだのだ。


「え?何?」


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