テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第10章 恋のキューピッド



「姫奈…ちゃんと素直に言いなさいよ…。」


私の背中を見つめながら呟いた沙織の声は私には聞こえなかった。


真理についていくと、トイレに到着した。

話したいことがあって、行く場所っていったら確かにトイレだよね。


「真理?話って何?」


真理が振り返ったので、私と真理はお互い向かい合う形になった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ