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トライアングル・ラブ

第10章 恋のキューピッド



「あ、あの、ちょっと話したいことあるから、一緒に来てくれない?」

「…あ、うん。良いけど。」

ちょうどメロンパンも食べ終わったし。


返事をしたら真理はすぐ私に背中を向け、歩きだした。


「沙織良い?ゴメンね。」

「良いよ。行ってらっしゃい。」

沙織が手を振ったので、私も手を振り、真理の背中を追った。

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