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トライアングル・ラブ

第14章 再会



私は恐る恐るケータイを開いた。


そこに表示された画面を見て、すぐさま通話ボタンを押した。


「お、姫奈?」

「暑い日に山ちゃんの声聞くとさらに暑くなる~。」


そう、電話をかけてきたのは山ちゃんだった。


「いきなりまたヒドイことを言うね~。」

「エヘッ。」


電話していると、夏休み皆に会えないのが淋しくなってくる。

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