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トライアングル・ラブ

第15章 泣き虫



「ゆ~う?」


甘ったるい女の声が聞こえた。

優貴の後ろから、オレンジ色のビキニを着た女の子が近づいてきた。

そしてあっという間に優貴の隣に来て、優貴の腕に自分の腕を絡めた。


「優遅いじゃん~。何してんの?」

「未来…。」


優貴に甘える未来と呼ばれた女の子。
細く背は高く、お似合いのカップルに見えた。


なんだ、自分だって彼女いるんじゃん。

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