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トライアングル・ラブ

第16章 言葉の裏返し



私は山ちゃんに抱き着きつつ、身体を右周りに沿って、沙織に言った。


「あ、姫奈泳げなかったっけ?ゴメンね、忘れてた。」


沙織は山Pに近づき、私の腰を触った。


「でも、山P…辛そうだよ?」


沙織はニヤニヤしながら言った。


「へ?」


私は身体を戻して、山ちゃんの顔を見た。

山ちゃんはあの夕日のときのように顔を真っ赤にしていた。

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