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「あとは、これを頭に付けて。」


沙織は持っていた赤いリボンのカチューシャを私の頭に付けた。


「姫奈、こっち来て。」


沙織に手を引かれ、すでに教室に運ばれていた等身大の鏡の前にやってきた。


私は静かに鏡の前に立った。


淡いピンクをベースにしたふわふわなスカート。
ちっちゃなリボンがたくさん刺繍されている。
胸元には大きな濃いピンク色のリボン。

一番上にヒラヒラレースが付いている、白いニーハイソックスが清純さを際立てている。

そして頭には赤いリボンのカチューシャ。


全体的にリボンを取り入れた甘々ファッション。


「かっわいー…。」