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トライアングル・ラブ

第19章 気持ちをこめて



「分かったな?」

「え?!」


私は色々テンパっていて泣きそう。


「中島さん!早くこっちに!」


誘導係の先輩に腕を引っ張られ、ステージに連れていかれる。


「ちょっ!ちょっ…。」


ちょっと待ってよ!
遠ざかっていく裕也。


裕也がなんて言ったか聞こえなかったー!


ドンっと背中を押され、私は体育館のステージの上に。

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