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トライアングル・ラブ

第20章 “欲しいもの”



「姫奈、俺が欲しいもの手に入れられるように応援してくれる?」


山ちゃんの応援。
これもまさに恋のキューピッドになること。

でもなんで?
真理のときと同じ気持ちだ。

なんか複雑な感情。


「…山ちゃんの“本当に欲しいもの”手に入ると良いね!」


私は笑顔で山ちゃんに言った。

本当にそう思っているのか、今は考えない。


でも男友達として親友の、山ちゃんの恋を応援したいと思う気持ちはちゃんとあるよ。

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