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トライアングル・ラブ

第21章 混ざり合う気持ち



…じゃなくて!
裕也のとこに行かなきゃなんだって!


「沙織、私そろそろ…。」


山ちゃんから沙織に目を映した瞬間、沙織の背後の人物に目を奪われた。


「姫奈?」


言うのを途中でやめた私に不思議に思った沙織は、私が向いている方を向いた。


「…え?」


沙織も小さく呟いた。

私と沙織の目線の向こうには、裕也と…真理の姿があった。

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