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トライアングル・ラブ

第3章 突然の優しさ



「…そっか。なら良かったな。でも、もうあんま裕也に聞かなくても良いくらい、数学できるようになれよ?」

「そんなの無理~。」


そこまで数学できたら神だっつーの!

裕也は数学の成績、クラス1なんだから聞くに限る!


「俺も数学頑張ってみるか…。」

「うん!山ちゃんも数学頑張って!」



私は山ちゃんの一言一言の意味を全く分かっていなかった。

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