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トライアングル・ラブ

第4章 先輩



「ふわぁぁぁ。」


今日も学校。
明日も学校。
明後日も学校。

学校毎日とか眠すぎる。

そして朝から階段上るとかキツすぎる。
私立なんだからエレベーターでも付けてよ!


あ、目がゴロゴロする。
まつげ入ったかな。

私は右手で右目を擦りながら教室に向かう階段を上った。


「龍、次は誰行く?皆でまた賭けよーぜ!」

「良いねぇ!そろそろ行きたいと思ってたんだよ。」


上の方から男子の声がしてきた。


右手を下ろし、指を見てみると、一本のまつげが。
やっぱり入ってた。

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