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トライアングル・ラブ

第4章 先輩



「うぉ?!」

「へっ?」


気づくと目の前には男子が。
ちょうど階段の角に来たから相手と下りて来たタイミングが同じになったのが分からなかった。


「あ、すいません。」


私はペコッとお辞儀をし、階段を再び上ろうとした。


すると、左手をグイッと引っ張られた。


「?!」


私はビックリして声が出なかった。

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