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トライアングル・ラブ

第23章 解けた誤解とぬいぐるみ



そうだ。
私は真理にヤキモチ焼いてたんだ。

改めて考えると、すごく恥ずかしい!
穴があったら入りたい!


「ふ~ん。姫奈がヤキモチねぇ。」


裕也は相変わらずニヤニヤ私を覗き込みながら言う。


「もう!そうやっていつもからかってばっかりなんだから!」


真理にはあんなに優しい笑顔見せてたくせに!

私は裕也に背中を向け、その場から離れようとした。

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