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トライアングル・ラブ

第23章 解けた誤解とぬいぐるみ



真理にじゃなかった。
私にだったんだね…?


どうして裕也はこんなに優しいんだろう。

どうして裕也は私の涙腺を崩壊させるのが上手いんだろう。


「リボンのとこに付けれるかも。」


私は鼻を啜りながら、胸元のリボンにチェーンを付ける作業をした。


自分でやるのは意外と難しい。


「ほら。手どけて、やってやるから。」


裕也に一瞬手を触られ、心臓が跳ね上がる。

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