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トライアングル・ラブ

第24章 友達と彼女



「あれ?こんなの付けてたっけ?」


沙織が私の胸元にあるウサギを手に取って言った。


「あ、これ実はね…。」


私はつい緩んでしまう頬を堪えながら、沙織に裕也とのことを話した。

沙織はニヤニヤしながら私の話を聞いていた。


「へぇ~。裕也も優しいとこあんじゃん。尚更1位取らなきゃだね。」

「1位取ったら裕也と遊園地…。うひゃー!」


私は両手を左右の頬に当て、デレッとした。

裕也と遊園地。
考えただけでもニヤけちゃう。

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