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トライアングル・ラブ

第24章 友達と彼女



オレンジ色の空を見上げながら、私は足を進めた。


裕也と遊園地行くためにも、頑張ってミスコンで1位取らなくちゃ。


すると、後ろから“チリンチリン”と自転車のベルが聞こえた。


私は右側を歩いていたので、左側にずれた。


「可愛いお嬢さん、家までお送り致しましょうか?」


カッコつけて自転車から身軽に降り、私の右隣に立った少年。


「山ちゃん!」


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