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トライアングル・ラブ

第24章 友達と彼女



山ちゃんがこんなに想ってる子だもん。
絶対良い子なはず!

山ちゃんの気持ちが1日でも早く届けば良いのに!


「…ありがとな。」


山ちゃんは優しい笑顔で、私の頭をポンポンと撫でた。

その笑顔を見て、私も嬉しくなった。


山ちゃんは告白とかしないのかな。
あ、でもそっか…好きな人に好きな人がいるかもしれないのか。

でも、好きな人に好きな人がいるかもしれないって思ってるのに想い続けるってことは、それだけ好きなんだね。

山ちゃんが好きな人の話をすると、どこかポッカリ穴が空く感じがあるのも嘘じゃないけど、山ちゃんの恋が叶うよう、私は応援しなきゃだよね。

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