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トライアングル・ラブ

第26章 距離



私はパタパタ足音をたて、裕也の左隣に再び並び、ちょっと拗ねてる裕也の横顔を見た。


「私と、タピオカ飲も?」

「…おう。」


口先を尖らせて言う裕也。

あー!
可愛いっ!

なんでそんなに可愛いのー!


私は裕也の色んな表情を見るたび、幸せな気持ちになる。

これが恋、好きってことなんだろうなぁ…。
私が裕也の横顔を見つめていると、私の視線に気付いた裕也は、私の方を向いた。


「なんだよ。」


そんなぶっきらぼうな裕也の顔を見るのも、幸せなんだ。

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