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トライアングル・ラブ

第26章 距離



私は裕也と交換したタピオカピーチのストローをクルクル回した。


「姫奈、ストロベリーとピーチうまかったか?」

「うん!両方超美味しい!」

「…そっか。なら良かった。」


裕也は目を微かに細め、私に優しく微笑んだ。

なんか…今日の裕也百面相。

必死になったり優しくなったり…どうしたんだろ。


「わっ!」

「わぁ?!」


いきなり、裕也の後ろから山ちゃんが私たちを脅かすように現れた。

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