テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第5章 手紙



「あ!姫ー奈ちゃん☆おはよ。」

「龍先輩…、おはようございます…。」


龍先輩とぶつかりそうになった次の日からほぼ毎日、龍先輩と朝校門で挨拶を交わすようになっていた。

偶然でもない。
龍先輩は毎日私が来るのを待っている。

校門に寄り掛かっているところを私が通ると、すぐさま駆け寄ってきて、一緒に登校。

なんで?


「姫奈ちゃん今日も可愛いね。」

龍先輩はサラリと恥ずかしい台詞を毎日言う。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ