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トライアングル・ラブ

第29章 変えられぬもの



教室からちょっと離れた廊下にゆっくり動く2つの影。
そしてその影は静かに止まった。


「姫奈、ミス・プリンセスおめでとう。」


「ありがとう!本当に1位になれるなんて思わなかった…。」


さっきは涙が止まらなかったが、今はもうその涙は幸せの笑顔に変わっていた。


これで…裕也と遊園地に行けるんだね。
そう考えると、また違った喜びが沸き上がってくる。


あ、そういえば…。


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