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トライアングル・ラブ

第30章 新しいスタート



「姫奈のお母さんは相変わらず面白いな。」

「朝からゴメンね~。大丈夫だった?」


お母さんはスグ余計なこと言っちゃうから。


私と裕也は、駅に向かって肩を並べて歩く。


「いや、大丈夫。面白かったって。ってか、お前も大丈夫?昨日の今日じゃん。」


昨日の今日?

私は“ん?”と首を傾ける。

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