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トライアングル・ラブ

第30章 新しいスタート



「…ありがと。」

「…別に。」


素直にお礼を言っても、ぶっきらぼうな裕也。

まぁ、お礼言って“どういたしまして!”とか“良いんだよ。”とか言う裕也も…似合わないね。


「…遊園地、楽しみだね!」


ミス・プリンセスを取れたことで裕也と遊園地。

嬉しすぎる!


「姫奈、なんでもイケんの?」

「もちろん!あんまり怖いジェットコースターは分かんないけど、大体イケるよ!」

私は“ニヒッ”と笑った。

すると裕也が“ニヤッ”と笑った。


わ、嫌な顔…。
絶対何か企んでる…。

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