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トライアングル・ラブ

第30章 新しいスタート



あれ…。
さっきどこかで見た気が…。

…あっ!
思い出した。

アイスをおねだりしてた女の子が付けてたんだ。


「ったく、子供が付けてるの“可愛い~。”とか言うの、お前ぐらいだよ。」


あ…。
裕也は、あの時私が“可愛い~。”って言ったの、苺のネックレスに対してだと思ったんだ…。

私は子供に対して言ったんだけど…。


それでも、私が可愛いと言ったものを探しに行って、買ってきてくれる裕也の優しさ。
どうしてそんなに優しいんだろう。

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