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トライアングル・ラブ

第30章 新しいスタート



「ありがとう!早速付けちゃおっと。」


私はネックレスに付いている紙を剥がし、首の後ろに手を回し、ネックレスを付けた。


「…どう?」


私は左手で苺を持って裕也に聞いた。


「今日の服に合ってるよ。」


裕也は白い歯を見せながら、笑顔で答えた。

裕也からのプレゼント…。

胸元に大好きな苺。
大好きな裕也から貰ったもの。


私…今日言えそうな気がする!
裕也からサプライズプレゼントを貰ったことで、私は少し、ほんの少しだけ自信を得た。

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