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トライアングル・ラブ

第31章 複雑な祝福



私は複雑な気持ちを抱えながら、ケータイを片手にベッドに“ゴロン”と寝っ転がった。


明日は…山ちゃんと11時に近くの公園で待ち合わせ。


…あれ?
こういうのって裕也という“彼氏”に言うべきなのかな?

でも、山ちゃんとの約束は裕也が“彼氏”になる前にしたことだし…。


ん~…。
裕也がヤキモチ妬きには見えないけど、一応メールしとこうかな。


私はケータイを開き、裕也のメールを作成し始めた。

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