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トライアングル・ラブ

第31章 複雑な祝福



私は静かに山ちゃんの背中を見つめた。

心臓の鼓動が一気に加速する。


山ちゃん…。


「…っ…ゴメンな…。」


やっとのことで言葉を発したような山ちゃん。


「…な、何が？なんで謝るの…？」


私は必死で山ちゃんに尋ねた。
山ちゃんは今何を思っているの？

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