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トライアングル・ラブ

第33章 乱れ出す歯車



「…梅ちん。」


…え?
私はその言葉を発した人物を見た。

その人物はゆっくりと立ち上がった。


「…俺も、話したいことあるんで、ちょっと良いっすか?」


ゆ、裕也…?!

今度は裕也?!


私はもう頭がパンクしそうだ。


「おう。裕也、良いぞ?」


私が困惑しているのになんか目もくれず、裕也に時間を与える梅ちん。


「…実は…。」

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