テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第6章 事件



後ろから声がしたので、私はビクッと肩が震えた。


振り返ると、龍先輩が立っていた。


「先輩!」

「姫奈ちゃ~ん。まさかホントに来てくれるなんて。」


先輩はズボンのポッケに手を入れながら、私に近寄ってきた。


「先輩、いつのまに手紙入れたんですか。ってか、先輩は私のものじゃないですよね?そして、話ってなんですか?」


私は聞きたかった質問を一気に言った。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ