テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第36章 求めた光



その言動は、私の頬に体温を与えた。


「…外で待ってるからな。」


山ちゃんは再び小さく私に呟くと、教室を出ていった。


私の心臓は加速することしか分からないみたいだ。


私は急いで次の授業の準備をし、山ちゃんが待つ教室の外へと急いだ。


裕也がいるのに、私はドキドキしている。

何故…?


ストーリーメニュー

TOPTOPへ