テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第36章 求めた光



「な…なに?」


普通にしなきゃと思えば思うほど、動揺してしまうのが人間だと私は思う。



「…次、移動だよな?」


山ちゃんは私の右隣にやってきて、俯きかげんで言った。


私は静かに1回頷いた。


すると山ちゃんは私の耳元に顔を近づけ、


「…一緒に行こう。」



と呟いた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ