テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第36章 求めた光



「「I LOVE YOU」まだ言えないけれど いつかあなたに伝えたいから もう少し 待ってて お願い 誰のものにもならないで…」



切ないラブソングが部屋を包み込む。


裕也と付き合う前にも聞いていた曲。


私は今、誰を一番に想っているんだろうか。


…って、私今何て思った…?


私が好きなのは、私が想っているのは、裕也しかいないでしょ!


私は髪の毛をグシャグシャっと掻き乱した。


「…はぁ…。」


私は大きな大きなため息をつき、布団に潜り込んだ。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ