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トライアングル・ラブ

第36章 求めた光



「姫奈、ここどうやるか分かるか?」


「…ん~。」


来年受験の私たちは、すでに行きたい大学を決めていた。

そして文系のため、数学や化学はいらないので、その時間はたまに図書室で自習となった。


山ちゃんも私もそのなかに入っていた。


まぁ、山ちゃんはどこの大学行くかまだ決めてないけどね。

ただ単に、文系には数学なんかいらねーと啖呵をきったのだ。


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