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トライアングル・ラブ

第36章 求めた光



裕也の背中が遠ざかっていく。



私たち、終わりなの?


私は、ずっと、ずっと裕也が大好きなんだよ?


…今も、昔も、これからも。


都合が良いかもしれない。

私は確かに最低な女だけど…。


「…裕也っ…!!」


私は図書室のドアを開きかけた裕也に向かって叫んだ。


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