テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第37章 見つけた答え



「…な。」


「…え?」


どちらかが小さな声で何かを呟いたので、私は泣きながら俯いていた顔を上げた。


「…っざけんな!!」


山ちゃんの怒鳴り声が、図書室内に響き渡った。


「…別れようだ?ふざけんなよ!俺が身を引く意味がなくなるだろーが!!」


山ちゃんの怒鳴り声に、私から涙が消え、呆然と見つめるはめになった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ