テキストサイズ

「 Te amo。」

第14章 卒業式。

【 裕貴 】-そして現在。-


カフェを出ると外はもう真っ暗だった。


「駒見さん、もう暗いしもし良ければ家まで送らせて?」

「ここから15分くらいだし、大丈夫だよw」

「んーでも心配だから。 ね?」


少し考えてすぐ笑顔になった駒見さん。
「じゃあ、お言葉に甘えて。」

「うんw じゃあ今度は駒見さんにハンドル握ってもらうかな。」

「いいよ! 任せてっ☆」
小柄な駒見さんは自信満々に親指を立てる。


何それ、狙ってるの?


可愛すぎる。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ