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賄賂は君の身体で

第6章 強制収監です!!

逃げ回る万里を必要に追い回し水を浴びせ続ける小柴を、『鬼畜!!』そう思わずにいられない万里は、水の出どころである水道に向かって蛇口をひねって止めた。


小柴は水が止まるとホースを投げ捨て万里には近づく。



「なんて事するんですか!!」



真冬なのに!!
下着までびしょびしょだよ!!



「生徒会室に来るはずじゃないのか。」



眈々と万里に降りかかる声に、万里は唇を震わせた。
氷水のように冷たい水を全身に浴びせられたんだから、徐々に体全身が震え出す。

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