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賄賂は君の身体で

第6章 強制収監です!!

温室と言っても、やっぱり季節は冬で…
知らないうちに雪も降っていた。



「ちょっと…寄ったっていいじゃ無いですか!!」



「ちょっとだ?今何時だと思っている。外をみろ!」



既に外は暗くて、温室の時計は6時を指そうとしていたのだ。


やってしまった。



万里は気まずさで、行きにくかったがための逃避行を数時間やってしまったのだ。



「待っても来ないから、君はここにいるだろうと来て見たら、私が温室に入って来た事にも気づかない位、植物を愛でていたね。」

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