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賄賂は君の身体で

第1章 事件です!!

「市原先輩!!」



振り向く彼は優しそうなオーラを放つ美形。
生徒会は美形ぞろい。
性格は…って言うところだけど、彼に至ってはまだましだと思う。



「…君は、園芸部の一年生だよね?」


「はい。」




前期後期と2度の予算会議があり、万里の事は約半年前にバトったので覚えられているのだ。


結果敗北で、今に至ったんだけど。
もしかして、私のせいで廃部なのか?!


そんな不安さえいだいてしまう程、生徒会に名前を覚えられるという事は危険行為でもある。

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