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私も好き…なんだから、そこまで拒否る理由はないんだ。


だけど…
だからって…



ドキドキし過ぎて、心臓がおかしくなる！！



唇を離した小柴は、息のかかる距離で万里を見ている。
返事待ち。

緊張のあまり声も出せない万里は唇をプルプルと震わせていた。



「君は…いつも威勢が良いのに、こういう責められ方は弱いんですか？」


「っからかうのは辞めて下さい。」