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賄賂は君の身体で

第7章 展開早過ぎです!!

万里の熱は顔にばかり集まって、やっぱり体は寒くてブルブルと震え出す。
ブランケットは敷かれている状態で、身体を温めるものはないのだ。


何時の間にかに脱ぎ捨てた小柴のワイシャツは、床に落ちていて、小柴と合わさる肌の部分だけが暖かい状態。



「か…いちょう…。」



胸に唇があたり、吐息がかかる。
こういう状況に慣れていない万里は、どうしたらいいのかも分からず、緊張でガチガチ。

それを小柴も悟り、万里の背中に手を入れて身体を浮かせブランケットを引き抜いた。



「ひゃっ?!」


「寒いでしょ?」



そう言って身体にかけたのだ。

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