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賄賂は君の身体で

第7章 展開早過ぎです!!

万里は流石にビビって、小柴の手に手を置いて止めると、小柴はその手を握り返した。



「目を瞑って?暖かくなる魔法だから。」



それは…身体の中が?

ドクドクと心臓が大きな音を立てていた万里の身体の中は、熱くなっていた。

身体は冷えてるのに、顔は熱い。
身体の奥が熱くなっている事が『欲情』なのかもしれないと、本能で思う。

ゆっくりと、小柴の言う通りに目を閉じた。



「…素直で可愛い。君が嫌がる事はしないから、安心して…。私をただ、本能のまま…。」



万里は催眠術にかかってるかの様に、小柴の動く手を拒む事なく受け入れていた。

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