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賄賂は君の身体で

第8章 恋人宣言です!!

『彼女』のフレーズに、全員が驚いて小柴を見るが、小柴の表情は変わらず…

そして林道も受け流すようにたんたんと返した。



「悪いな。だが、公私混同するつもりがなくてね。Jの彼女として接する時はそうするよ。」


「頼むよ?」



小柴はそう言ったが、等の本人である万里は、小柴と林道を交互に見ていた。



「万里、こっちへ。」



手招きをする小柴だが、万里は首を横に振って生徒会室を出ようとする。



「…ほら、拗ねちゃったじゃないですか。」


「会長室からでて来る時には、既に不機嫌だった。」



小柴と林道の会話に、万里は関わりたくなくて急いで生徒会室を後にした。

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