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賄賂は君の身体で

第8章 恋人宣言です!!

万里は目の前に立ち見上げていたが、小柴に見下ろされて急に恥ずかしくなり、下を向いた。


会長って…
性格悪いけど、綺麗な目をしてて、見られるとドキドキする。



「万里?」



小柴は万里の視線似合わせる様に屈むと、下を向く万里の顎を人差し指で持ち上げた。


…恥ずかしいの!!
こういうのもやめて!!


手を払いのけると、小柴はクスッと笑った。



「君が…呼び止めたから振り向いたのに、顔さえ見せてくれないんですか?」


「…近い…んですけど!!」


「本当はもっと近くで見たいんですけど?でも…これ以上近づいたらキスしたくなるので、たいしてない理性で抑えてますが。」

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