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賄賂は君の身体で

第8章 恋人宣言です!!

走り出した万里の背中を、河原は某前と見送っていた。


もちろん、私の向かう先は会長のところ。

生徒会室に向かって走り出すと、途中で会長が見えた。



「っ会長!!」



振り向く小柴は、万里が走り寄ってくる姿に驚いていた。
息を切らして大声で叫んだ万里に、苦笑しつつ足を止めた。



「…終わったんですか?そんなに急がなくても、先に帰ったりしませんよ?」



一気に顔が熱くなる。
急に走って熱がこもったのか…
会長に笑われたのが恥ずかしいのか…

それとも、これから話す事を思ったからか…。

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