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賄賂は君の身体で

第8章 恋人宣言です!!

あるのだ。
私が不安に思うのは、会長が私に本気だとは思えないから。


その理由は…
私の『お兄ちゃん』の存在も受け入れている事。


結婚の約束はそのままで、今は自分と…なんて、十分遊びの範疇だ。
それでも体の関係を持ってしまった私は、今更ながら後悔しまくっている。


だから…ちゃんと…したいと思ったのに!!



「なら、これからの関係上支障が無い様に解決しておきましょうか?」


「あの…。」



言いにくくて、聞きにくくて…言葉に詰まる。



「…言いにくそうなので、私が当てましょうか?…きっと『私達はどういう関係なんでしょうか?』とか?」

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