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賄賂は君の身体で

第8章 恋人宣言です!!

!!!!
ばれてる?!?!?!



小柴は万里の顔を見て吹き出して笑った。



「顔に…出過ぎですよ?っはぁ…そんな事で不安にならないで下さい。恋人だと言いましたよね?」



そう言われても…
不安要素しかなくて。

私の中の純粋な思い出の『お兄ちゃん』を、不純な今の私が汚しているみたいで、いたたまれなくなる。


会長が…
本当に私を好きでいてくれてるなら、少しは報われるのに…。



「もしかして…万里に結婚の約束はそのままでいいって言ったのが気に入らないんですか?
それ程、私に好意を持ってもらえたのなら嬉しいですよ?…あの場はそう言いましたが、万里をそのまま思い出の男に渡す気はありません。」

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