テキストサイズ

賄賂は君の身体で

第2章 交渉です!!

初めて入る生徒会室は、意外にも普通。
教室の半分くらいの広さの会議室のような感じ。


でも、その中にドアがあり

『会長室』
『資料室』
『給湯室』

そうプレートに書かれた部屋があった。


外から見て、広そうになっていたのはこのためだったんだと万里が納得していると、林道に催促される。


「何してるんだ?早く入って来い。」


もちろん、ものすごーく面倒臭い様に。
何となく、彼からの扱いに順応してしまっている万里は、怒ることもなく冷静に、頭を下げて生徒会室に足を踏み入れた。



「失礼します。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ