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賄賂は君の身体で

第3章 悪魔の契約です!!

ある程度の時間を過ごした後、温室に戻るともう部長達は帰った後でしっかり鍵もかかっていた。

温室の鍵を持つ私は鍵を開け、荷物に手を伸ばした。



「ちゃんと暖かいね?」



すぐ後ろをついて来た会長はそう言って温室を見渡していた。
月明かりで照らされているこの場所に、いるはずのない会長がいて…不自然でもあり、でも少し嬉しく感じる。



「はい、ありがとうございました。」



この感情は…
『恋』なのかもしれない。

幼かった『初恋』から、成長したのかもしれない。

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